次は8体質の一般的な特徴を説明したものです。ある一つの体質の特徴が自分にぴったり合う場合もありますが, 大概は何種類の体質の特徴が自分に混在する場合がもっと多いです。そして典型的な体質の特徴から外れる例外的な場合もかなり有り勝ちです。したがって自分の体質を一度推測する必要があり、また8体質にどんな特徴があるのか一括してサーベイする感じで読んで頂くのが望ましいです。正確な体質診断は 8体質専門の韓医院で検査したほうがいいとおもいます。 - チュウ院長##
金陽体質
1) 体型
主に普通体格や貧弱な体格を持つ人が多いが肥満である人もたびたびいる。背が高くてすらりとしている人々の中にこの体質がかなり多い(背が低くて太っている人もいる)。
2) 食べ物
この体質は一般的に肉類, 小麦粉系の食べ物, 乳製品が有害である。肉食によく胃もたれをしてほとんど食べないとか, 嫌やがる人が多くて, 小麦粉系の食べ物もお腹がもたれるとか食べ物が逆流する人が多い。また, 牛乳を飲むとお腹がごろごろするとかガス(おなら)も多めになったり下痢をする人も少なくない。この3種類の症状をすべて等しく持っている人もいるが, 大概は一つか二つくらいの症状をもっているだけである(この3種類に何気ない人も多い)。この体質は野菜(特に緑の葉野菜)が一番良い体質ですが野菜を嫌やがる人もたびたびいる。大部分の魚や海産物がこの体質に良いがやっぱり嫌やがる人もいる。
3) 疾病
アレルギー: この体質に珍しくない特徴的な疾病でアレルギー疾患を挙げられる。じんま疹, 原因不明のかゆみ, 接触性の皮膚炎, 金属アレルギー, 皮膚を掻くとか圧迫を加えた時、赤くはれ上がる症状(皮膚描記症, dermographism)などアレルギー性皮膚疾患に苦しむ人々が多い。そしてアレルギーがなくてもたいてい皮膚の乾燥した場合が多い。皮膚疾患だけではなく, アレルギー性鼻炎や喘息など呼吸器疾患も多い。 花粉, 動物の毛, ほこり, だに, 冷たい空気などによる呼吸器のアレルギーが一番多い体質である。
アトピー性皮膚炎: 主に乳児や児童期に発生する皮膚疾患で極甚な痒さと特徴的な皮膚の角質化が現われる疾患である。ひじや膝の内側に折れる部位や, 目もと, 首, そして耳介と顔が接する部位など比較的に弱い部位に初期症状が現われて, 徐徐に全身に発展していく。痒さにしきりに掻けば炎症が繰り返し発生して, ひどければ皮膚が木の皮のように厚い角質に変わったりする(苔癬化)。金陽体質に一番多く現われるが, たまに土陽体質, 土陰体質、水陽体質にも現われる。
肺疾患: 長く続く咳や慢性肺疾患を病む人がたびたびいる。
消化器疾患: 食もたれ, 腹部膨満, 胸焼け, 逆流性食道炎, 便秘, 下痢などのひんぱんな人がいる。
免疫系疾患: リューマチ性関節炎に苦労する人がたまにいて, その外に自己免疫疾患や珍しい病に苦しむ人が他の体質に比べて多い。
抗生剤や鎮痛剤(痛み止め), ホルモン剤など一般的な薬物に副作用が多くて, 痲酔剤や造影剤にショックを起こす人も相対的に多い方である。
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